やっちゃいけないフィールドワーク

ホームレス、リストカット、風俗、自慰行為などなど――。気になってはいるけど、 なかなか人には聞けないモヤモヤ…… そんな世の中の「?」を2人の大学生が解き明かす!?

【連載】国境を超えたマッサージ 第5回 マッサージ店員インタビュー 「中国のどこ出身ですか?」「分からない」

前回前々回に引き続き、今回も中国出身のマッサージ店員さんのお話をお送りします。
計3回続けてきたこのインタビューですが、いつまでやっても際限ないので(このままだと僕が破産します)、とりあえずは今回で一区切りとします。

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世界有数の"眠らない街"渋谷。この街のマッサージ店で働く方に話を聞いた

聞き取り文字起こし

調査協力者
中国北部出身 Eさん
現在、渋谷のマッサージ店勤務
自称21歳
マッサージ店勤務1年

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【連載】国境を超えたマッサージ 第4回 マッサージ店員インタビュー 「私はタオルの上からマッサージをするだけ」

前回に引き続き、今回も中国出身のマッサーインタビューをお送りします。

yattyaikenaifw.hatenablog.com前回記事


以前の記事で紹介したマッサーは来日20年以上の方でしたが、今回は日本わずか在住1年の方。
彼女はなぜ日本にやってきて、マッサーを始めたのでしょうか。

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イメージ画像。中国出身の女性が働いているマッサージ店は山ほどある

聞き取り文字起こし

調査協力者
中国・北京出身 Dさん
現在、京王線沿線のマッサージ店勤務
30代と思われる
マッサージ店勤務1年

――なぜ日本に来たのですか?
D:旦那の仕事。1年前に来た

――にもかかわらず、日本語お上手ですね
D:旦那と北京で暮らしてる時、旦那は中国語を勉強して、
私は日本語を勉強してた

――旦那さんは日本人?
D:そう

――旦那さんは何してる人?
D:サラリーマン。北京に仕事で来てる時に出会った。
旦那が日本に帰るまでは北京で一緒に暮らしていた

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【連載】国境を超えたマッサージ 第3回 マッサージ店員インタビュー 「この仕事は楽」

前回の取材にて、
いわゆるメンズエステには、女性施術者が男性を射精に導くサービスが存在する場合があることが分りました。
全ての店に"抜き"が存在するとは言い切れませんが、
相当の数のアジア諸国身施術者たちが、
日本の地で見ず知らずの男性の身体を触り、性的サービスを行っていることが想像できます。
彼女たちはなぜ日本にやってきて、マッサージ店に勤務することになったのでしょうか。
今回から数度にかけ、マッサージ店に勤務する方々へのインタビューをお送りします。

調査協力者

中国出身 Cさん
現在、京王線沿線のマッサージ店勤務
40代中盤
マッサージ店勤務10年

――日本に来たのはいつですか?
C:約25年前。中国のすごく田舎のほうから仕事のために来て、ビルの清掃員とかレストラン従業員とかやって、10年前からマッサージをやっています。

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【連載】国境を超えたマッサージ 第2回 新大久保のマッサージ店で手コキを勧められた

前回の取材で、
街でよく見かけるマッサージ店では、
性的なサービスが行われている可能性があることが分かりました。

しかし、それはあくまでも"可能性"。
店員から「"抜き"がないとは言い切れない」と聞いたにすぎません。
そこで今回は、僕、ASUKAが実際にマッサージ店に足を運び
その真偽を確かめることにしました。

僕がやってきたのは、言わずと知れたインターナショナル・タウンかつ、マッサージ店の激戦区(!?)、新大久保です。

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煌びやかな新大久保。何かを求めて日本にやってきた外国人で溢れている

 

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【連載】「国境を超えたマッサージ」 第1回 マッサージ店に「抜き」はあるか

いたるところでよく見かける、怪しげな「マッサージ店」。
看板に書いてある値段を見ると、1時間8000円など思いのほか高価。
これらの店は、本当に"ただのマッサージ店"なのでしょうか。

そんな疑問を解消すべく潤p(日本に帰ってきました)とASUKAが訪れたのは、池袋の洗体マッサージ店。
雑居ビルに店を構えるこの店の入り口にやってくると、
40代後半-50代前半と思われる男性店員が声をかけてきました。

「お客さんですか?」

「違います」と答えた後、僕らは、単刀直入に
「ここは抜きのサービスがあるんですか?」
と問いかけます。

すると店員は「それはないです」と即答。

当惑する僕ら。
本当にここは、いわゆる風俗店ではないのでしょうか。
単なるマッサージだけで、このような店が存続できるとは思えません。

しかし、男性店員の話は終わりませんでした。

「ただ、裸の男性の身体を女の子が洗うわけですから、
当然、男性が反応を起こすこともあり得ます。
その後、どんなやり取りが行われているか、私は一切知りません」

明言は避けたものの、
男性店員は「抜き」に該当するサービスが行われている可能性を示唆しました。
「やはり……」という面持ちのまま、施術を受けることなく店を後にする僕ら。
やはりこれらの「マッサージ店」には、何かしらの暗部がありそうです。

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今、いたるところで目にする男性向けの「マッサージ店」。

www.fues.jp

その多くは、中国など大陸出身の女性たちが働いているそうです。
国境を超えた売春、あるいはそれに近い行為が、風俗街でもラブホ街でもなく、
ごく普通の雑居ビルで行われている実情は、
なぜ生まれてしまったのでしょうか。
そもそも彼女たちは、なぜ日本にやってきたのでしょうか。
幾度にかけてASUKAがレポートしていきます。

※風俗店の紹介が主な目的ではないのでご注意を。

【ロングインタビュー】それでも芸人生活を続ける理由

芸人として生きていくのは、経済的な面でも、世間体の面でも困難が多いと言われています。

それでもなぜ、彼らは茨の道を歩くのでしょうか。

高校卒業後、お笑いの養成所に通い、24歳となった今なお、芸人として活動しているAさんにお話をうかがいました。

※Aさんはプロダクションに所属しているため、ここでは仮名を用いることとします

 

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プロフィール

Aさん/男性/24歳/東京都出身・在住

現在の主な芸人活動

・アイドルのネット番組MC

・有名芸人の手伝い

・コンビでの漫才

収入源

・飲食店でのアルバイ

 

中学卒業の段階で、芸人になることを決めていた

 

お笑い芸人になることを決意したのはいつからですか?

 

4歳のときに、山田花子が出ているバラエティを見て、その道を意識するようになりました。

実際のところ、その番組をすごくはっきり覚えているわけではないんですけど、番組のセットをバシバシ壊していく山田花子の姿を見て、純粋に面白いなって思ったんです。

中学を卒業する段階で、高校を出たら芸人になろうって決めてましたね

貧乏な家で育ったので、都立高校に進めなかったら、そのまま芸人になろうと考えたこともあります。

でも、幸い都立に受かったので、高校はちゃんと行きました。

それで高校を卒業した後、すぐに大手お笑いプロダクションの養成所に入学しました。

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なぜ人はクリスティアーノ・ロナウドに惹かれるのか?

ASUKAです。

皆さんはクリスティアーノ・ロナウドというサッカー選手を知っていますか?

世界最大のクラブチームであるレアル・マドリードに所属し、
先日はサッカー欧州選手権でもポルトガル代表として優勝を果たした、
当代……いや、歴代最高のサッカー選手の一人です。

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今年の3月には、インドにて
クリスティアーノ・ロナウドとリオネル・メッシ(バルセロナ所属・アルゼンチン代表)どちらが上か」というファン同士の口論が、
殺人事件にまで発展しています。

この事件は、
クリスティアーノ・ロナウド(とメッシ)が人々を恐ろしく熱狂させていることの
証左であるとも言えるでしょう。

また、昨年にはあるカナダの大学で
クリスティアーノ・ロナウド学」なる学問が考案されたとのこと。
彼の存在や影響力の大きさを物語るエピソードです。

それにしても、
なぜ人はクリスティアーノ・ロナウドにここまで魅了されるのでしょうか。
その謎を、クリスティアーノ・ロナウドマニア歴約10年の
PIROさん(22歳・大学生)に聞いてみました。

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