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やっちゃいけないフィールドワーク

ホームレス、リストカット、風俗、自慰行為などなど――。気になってはいるけど、 なかなか人には聞けないモヤモヤ…… そんな世の中の「?」を2人の大学生が解き明かす!?

【渋谷・大晦日炊き出し】野宿者 0.1%のシアワセ ~プロローグ~

ASUKA 注目記事

こんにちは。ASUKAです。
12月下旬のある日、潤pさんからラインでこんなメッセージが届きました。

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「ホームレス」とも呼ばれる野宿者に対する差別意識を拭い切れない潤pさんは、
年越しボランティアに参加し、彼らのことをよく知りたい模様。
「野宿者と会話をすることで、彼らのシアワセが何なのかを知りたい。
野宿者が、俺たちと同じシアワセの価値観を持っていることが分かったら、
俺も彼らを”同じ人間”と思えるようになるかもしれない」と語っています。

 

彼の一大決心を聞き、ASUKAも自分と野宿者の関係を振り返ってみました。
小学生の頃から今に至るまで、地元・杉並区や池袋で野宿者を見かけてきたものの、
話したことはないし、むしろ避けていたのかもしれない……。
まして、彼らのシアワセが何かなんて、考えようとしたこともない……。
(てか、野宿者にシアワセなんてあるのか。
人生の99.9%は絶望で、シアワセはせいぜい0.1%なんじゃないか)
不安な気持ちを抑え、潤pの提案に乗ることにしてみました。

 

そして来る大晦日。
僕らは大量の服を着込んで、野宿者に対する炊き出しが
行われているらしい東池袋中央公園へと足を運びました。

 

ASUKA「あれ? 誰もいなくね?」
潤p「真っ暗や」

 

池袋を中心に活動する野宿者支援団体のホームページには、
大晦日の夜に炊き出しをすると書いているのですが、公園はスカーン。まだ19:30なのに。
潤pがNPOに電話をしたところ、どうやら炊き出しは終了してしまったそう。あらら。

 

潤p「どうする?」
ASUKA「渋谷でも野宿者支援の炊き出しがやってるみたいだから、そっち行こうぜ」

 

山手線に乗って約15分。カウントダウンで大混乱間際の渋谷に到着。
ごったがえす大量のパーティーピープルをかき分け、
渋谷を拠点に活動する野宿者支援団体が活動している美竹公園に向かいます。
目的地に近づくにつれ、人通りは少なくなっていきます。
本当にこのあたりに、支援場所はあるのだろうか……。

 

ASUKA「あれじぇね?」
潤p「なんか盛り上がってる!」

 

白いテント、宮下公園封鎖反対の横断幕、そして(少なくとも見た目は)野宿者……。
僕らは、無事に未知なる世界にたどり着いた模様!

今回僕らが参加してきた炊き出しは、野宿者支援団体「のじれん」が主催するもの。
12/28から1/3までは毎日行われる越冬活動は、渋谷区役所前の美竹公園で行われます。
僕らが参加した当日の活動を時系列順に並べるとこんな感じ。

 

20:00 年越し蕎麦の配膳
→約100人分の年越しそばを食器によそいました。僕らを含めた支援者だけで配膳をするのではなく、野宿者の方々も積極的に参加
20:30 ②紅白を観つつ食事開始
→皆で「いただきます」。野宿者も支援者も一緒に麺をすする
21:0 ③食器洗い
→公園の水道で約100人分の食器や調理器具を洗う。ゴム手袋をしているものの、あまりの冷たさに顔をしかめる
21:30 ④宮下公園封鎖に抗議するための横断幕設営見学
→宮下公園が深夜帯に封鎖され、寝たり身体を休めたりする場所が奪われたことについて、野宿者や支援者は怒り心頭。その想いを表現する横断幕の設置を一歩離れたところから拝見

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23:00 ⑤野宿者の方々とお話
23:30 ⑥美竹公園を離れ、盛り上がる渋谷探訪
→外国人を含め、大量のパーティーピープルがウェイウェイ状態。美竹公園とはまるで別世界

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24:00 ⑦年越しの乾杯&野宿者や支援者の方々とお話

 

次回から、野宿者とともに年を越した経験を、ASUKAと潤pがそれぞれ記していきます。

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