女性はオナニーするのか。
しているのであれば、どんなマスターベーションをしているのか。
多くの男性のみならず、女性でも一度は気になったことがあるかもしれません。
TENGA企画でもわかった通り、
男性の自慰行為は、割と社会の表で語られているようでした。
しかし、女性の自慰に関してはその多くがベールに包まれています。
今回はそんな女性の性ライフを探る、
「女性のセルフプレジャーの神秘」と題し、
やっちゃいけないフィールドワークしてきました。
セルフプレジャー好き女子大生2人に聞いてきた。
今回は、ホリケン(22歳仮名)以下H、タイゾウ(22歳仮名)以下T、のセルフプレジャー好き女子大生お2人に、その魅力を聞いてきました。
気になるインタビューの内容は動画でお届け。
これ1つで、女性のオナニーがわかる、保存版です。
念のため、先ほどから出ているセルフプレジャーとは、
自慰行為、マスターベーション、オナニーのことをさします。
女性はマスターベーションするのか?
今回も、ASUKA(以下A)と潤p(以下p)がインタビュー形式で取材してきました。
動画と文字起こし、双方を掲載します。
A:女性はセルフプレジャーするのか?
T:もちろん。周りの友達みんながやってる。
H:性行為を経験したことがある人であれば、それに至るのは自然な行為かなと思います。
T:やってなくても何かしらの興味は抱いていると思う。やってない子はセックスに対して気持ちいとか感じたことないって子が多いよね。
H:それあり!まだ開発されてなくて、なんでするの?何が気持ちいのって子が多い。でもその子が気持ちよさをわかったら、絶対走ると思う、セルフプレジャーに。
2人曰く、多くの女性がしているという自慰行為。
彼女たちの肌感覚であるにせよ、そう感じているということは驚くべき結果です。
女性にとってマスターベーションって何?
A:男性の場合だと触るって行為ではなくてフィニッシュを目指した行為がオナニーになるわけだけど、女性にとってはどっからがそれになるのか?
H:男性のフィニッシュと同等な経験を得るためには、イッたという経験がないとできない。本質的には。
T:女の子全員がいけるわけじゃないからね。
H:女の子はフィニッシュを求める感覚が、心とか感情がないとできない。妄想が伴ってないとできない。
「中がどうなってるんだろう」
「ネバネバの液体ってなんだろう」
という感覚でやっていた小さい頃に性器に触る行為は興味本位の好奇心でしかなく、
現在のセルフプレジャーとは別物と言います。
A:女性にとってマスターベーションのゴールは?
H:1つ勘違いして欲しくないのは、イケるって感覚は人それぞれなのってこと、分かっててほしい。男性のように性液がでる行為じゃないから、その感覚は全然共有できないもので、その感覚に定義はできない。
個人個人に何かここがって感覚があれば、
それがイク基準になってるんじゃないかなって思う。
T:一般的なイクはじゃぁ何?
H:ギクッギクッギクッって奴じゃん?イったら性欲がなくなる、かな。
T:それだよ!
H:ごめんなさいやっぱり皆んな一緒かもしれません(笑)
女性は何をイマジネーションしてオナニーするの?
P:僕が読んだ本によると、男性は視覚的に欲情する。一方女性の場合は自分が襲われていたりとか、セックスをしているシュチュエーションに自分を投影して欲情するって書いてあったんだけど。
A:東京スカイツリーを見て男性はそのものをかっこいいと思う。
東京スカイツリーを見て女性は見ている自分が良いなって思う。
H:もしくは建設された過程でしょ?
T:そっちの方が的確!
H:男性向けAVは女性のおっぱいが揺れてる画像だとか、見た目的なものにしかフォーカスしてないけど、
女性向けAVは行為に至る過程にフォーカスしてそこの質が良ければよいほど女性は興奮するんですよ。
A:女性向けAVは男性の筋肉や体が強調されているわけではないけど、男性の裸体を見なくてもいい?
H:結局感情移入できるかどうかでそのAVの良し悪しが決まると思う。
T:自分のことを投影できたら目をつぶってでも感じることはできる。
はじめにお茶を飲むシーンや、
感情移入できるストーリーがあること、
それが女性向けAVには最も必要らしい。
T:女性のセルフプレジャーはストーリーですよ。
H:感情論だよね。男性のセルフプレジャーは野生動物的、女性のセルフプレジャーは人間的。
女性は行為が終わった後、満足だよね。心が満たされる。
なぜ女性のオナニーはタブーなのか?
P:男の人が言えるのに女の子が言えないのはなんでだろ?
T:女が言ったら恋愛対象がじゃなくなるんだよね。
A:女の子同士でもセルフプレジャーについて話さないのはどうしてなの?
T:これはね、女社会の話になるんだけど、女は男の前で態度が変わる女が一番嫌いなの。
H:いじめの対象になる。
T:だから、男の前でセルフプレジャーしないっていうから、女の前でも言わないの。
P:自分が襲われてるから人にいうのは恥ずかしいって理由じゃないの?
H:それは違う。その行為が恥ずかしいとおもってるんじゃじなくて、その行為が恥ずかしいと思ってる社会に対して恥ずかしいと思ってる。
T:みんながやらないって言ってるからやらないっていう。それだけだよね。
女性社会のタブーが、複雑に関係しているらしい。
H:セルフプレジャーするのは私の素直な感情だから、それが悪とされるのはおかしいと思う。
女性はおしとやかであれ、女性は受け身であれ、クソ、マジでクソ!
エンディング
今回のインタビューで驚くべきことは、
そもそも女性もマスターベーションをするということ。
これがはっきりしたことで、
今までのベールに隠された謎が一つ明るみにでた気がします。
そして、男性では一生理解できないだろうけれども、
女性は、男性のように視覚的に欲情しないということ。
女性オナニーの深層部には、
男女の分かり合えない生理的な壁が存在しており、
「女性ってオナニーするの?」
という極めて単純な疑問が、実は女性の性質という根源的な話であることがわかります。
そしてさらに、女性のマスターベーションが明るみに出ないのは、
それを良しとしない社会と、抑圧する人間関係があった。
このあまりに根源的な行為が、
世に出ない理由。
それもまた人間の根源的な欲求からだった。
はじめ、単純な動機から始めたこの調査は、
男と女をめぐる壮絶な哲学に落とし込まれます。
ただ一つ言えること、
それは、
今回協力してくださったホリケンさんもタイゾウさんも、
マスターベーションが大好きだそうです。